号泣したいなら映画『あやしい彼女』がオススメ!多部未華子の歌声に自然と涙が溢れ出る
お題「邦画でも洋画でもアニメでも、泣けた!というレベルではなく、号泣した映画を教えてください。」
号泣したいならぜひ見て欲しいのが、
多部未華子が主演の『あやしい彼女』です!
劇中で多部ちゃんが歌うシーンが何度か出てくるのですが、
歌声を聴いていると涙がすーっと自然に溢れ出てきてしまう…
そんな泣ける映画です。
あらすじ
小さな街で暮らすあばあちゃんが、ある日を境に若返り、人生をやり直すお話です。
早くに夫を亡くし、女手ひとつで娘を育てあげ、人生の大半を娘に捧げてきた彼女。若返り自由を手に入れたことで、彼女にとっての2度目の人生がスタートします。
娘や孫には自分の正体を隠しながら、若かりし頃にやれなかったことに挑戦。孫がやっているバンドのボーカルとなりデビューを目指したり、新たな恋にも目覚めたりと、2度目の人生を謳歌します。が…そんな中、娘や孫の本音も聞くことに。
今まで知らなかった娘や孫の思いを知り、彼女はさまざまな思いを巡らせます。2度目の人生を通して気付いた家族の絆。人生のあり方を考えさせられる映画です。
号泣ポイント
おばあちゃんが若返った姿を多部ちゃんが演じているのですが、その多部ちゃんの歌うシーンで涙腺が崩壊してしまいました。
何度か出てくる歌のシーンの中でも
「見上げてごらん夜の星を」を歌っているシーンが私の号泣ポイントでした。
歌詞の中で
「ささやかな幸せをうたってる」「ささやかな幸せを祈ってる」
という部分があるのですが、
子育てに人生を捧げてきた彼女の姿と重なり、今までの人生ずっと家族の幸せを願ってきたのだなと、家族の幸せを祈ってその身ひとつで頑張ってきたんだろうなと、思うととってもグッとくるものがありました。
そんな愛情を込めて大切に育ててきた娘なのに、
「苦労自慢したいだけでしょ」「自分の不幸を私のせいにしないで」
なんて言われるシーンもあったりして、親の心子知らずとはこういうことか…
と考えさせられてしまいました。
最後に
泣ける映画としてご紹介した『あやしい彼女』ですが、泣けるだけでなく、家族とはなんなのかとても考えさせられる素敵な映画でした。
私の実家は自営業で、土日は家族で遊びに出かけることがあまりできませんでした。そんな私は時に、「自分はあまり愛情を持って育てられてない」なんて考えたこともありましたが、そんなことは絶対ないなと…。
自分の知らないところで土日も休まず働いてくれている、それは、なかなか分かりにくいけれど自分を育てるために働いてくれているという紛れもない愛情だったんだなと改めて思わされました。
学生時代の親に対する自分のひどい態度に反省です…
なんだかんだ家族ってやっぱり素敵ですよね。
自分も将来、この身を捧げる覚悟で素敵な家族を作っていけたらなって思います。
おまけ
劇中に出てくるおばあちゃんはが私の母に少し似てました。
(それもあってかなり感情移入してしまいました笑)