【映画】「すずめの戸締まり」を見に行った感想 ※ネタバレ注意
こんにちは、木ノ下です。
つい先日、ずっと見に行こうと思っていた新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」を見に行ってきました。
今回は、その感想をまとめようと思います。
あらすじ
まず、あらすじを簡単に言うと
「廃墟の扉から出てくる大地震を引き起こす巨大ミミズを何とかして食い止めるために少年少女が困難に立ち向かう」
話です。
(ざっくり過ぎて伝わるかな…)
アラーム音に注意!
映画の中で、大地震を引き起こす巨大ミミズがカギになってくるのですが、劇中では何度も警報アラームが鳴る場面が。
現実世界の話も混ざっていて、東日本大震災を思わせる描写も多々ありました。
東日本大震災からもう10年以上が経とうとしていますが、地震に対してトラウマがあるような方は見るのを控えたほうがいいかもしれません。
美しすぎる世界観に鳥肌
しかし、さすが新海誠監督の映画!描写がきれい。
始まりから描写の美しさに見入ってしまいました。
新海誠監督の映画を見る楽しみのひとつはこの美しい世界観ですよね。
「君の名は。」「天気の子」と見てきましたが、期待を超えてくる描写の美しさに鳥肌が立ちました。
あれは、映画館の大スクリーンで見るのが一番いい。
男女の恋愛というより親子の絆が強め
そして、内容に関してですが、
今回は男女の恋愛というより親子の絆的なものをすごく感じました。
子供がいない自分からしたら共感度が浅いかもしれないけれど、子供がいるお母さん世代が見たらきっと思うところあるんだろうなというシーンがありましたね。
実際、見に行ったお母さん世代の方はどうだったんでしょうか?気になる…
宗像草太がタイプすぎた話
登場人物に「宗像草太」という青年が出てくるのですが、涙袋にあるほくろが個人的にめちゃくちゃ好き…ほどよい色気がたまらなかったですね。
でも、そのほくろを拝めるシーンが少なくてちょっと残念。
あと、この青年に既視感を覚えたのですが、新海誠監督の作品「星を追う子ども」に出てくる髪が長めの青年にすごく似ている。新海さんのタイプなのかな?
ツイッターでは、映画の中盤から出てくる「芹澤朋也」という大学の同級生とのBL展開でも盛り上がっていましたね。ちょっとわかる気がする…
しかも、「芹澤朋也」の声優は毎度お馴染み神木隆之介くん。
役が溶け込みすぎて、最後のエンドロールまで気づきませんでした。
「芹澤朋也」は柄シャツにグラサン、スポーツカーといかにもチャラついてそうなキャラなのですが、友達想いのめっちゃいいやつなのでぜひ注目してみてください。
まとめ・感想
全体を通して、人のつながりや温かさを感じられるすごくいい映画でした。
しかし、個人的には「君の名は。」のあのどんでん返し感と号泣するレベルの感動はなかったかなという感じがします。
映像と音楽のマッチも「君の名は。」と比べると少なかったかな…
見に行く前にアマプラで無料配信されていた「君の名は。」を見てしまったのがよくなかったかも。
期待が大きかった分、「天気の子」に続いて少し物足りなさを感じてしまいました。
しかし、映像はきれいだし、ストーリーも作りこまれていてとてもいい映画でした。
号泣したいという方からしたら少し物足りないかもしれませんが、新海誠監督のあの世界観を味わいたいという方はぜひ見てみてくださいね。
私は始まった瞬間から描写が美しすぎて鳥肌が立ちまくりでした。
見ようと思っている方はぜひ映画館へ。
今なら入場者プレゼントで小冊子「新海誠本」がもらえるのでお早めに。
では、よい映画ライフを。